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噛んでみたかったなあ

先日、図書館の帰りに交差点で信号待ちをしていた時、
交差点の30メートほど左に、小さな果物屋をみつけた。
もう、何十回も通った交差点だけど、左に曲がったことはない。
自転車を左に向ける。

高齢のご夫婦が店番をされていて、
店頭にはいろんな果物が並ぶ。
僕の目当ては、柿だ、それも熟したもの。

スーパーマーケットでは、ほとんどお目にかかれない。
保存や輸送が大変なんだろう。

この店先にあった。

すべての果物の中で、熟柿が一番好き!
大喜びで買うことにするが、
これが驚くほど値段が安い。
見栄を張って、さほどほしくもなかった巨砲も買う。

自転車の前かごに乗せて帰宅すると、
5つの熟柿のうち2つが、無残にもつぶれていた・・・

しまった、静かに揺らさないように運ぶんだった・・・

でも、その日のうちに残りの3個は、おいしくいただきました。

今朝、図書館の帰り、またその果物屋による。
うまそうな熟柿があった。
また、見栄を張って、梨とともに購入。
今回は、買った6個すべて無事に持ち帰った。

3個は、ラップに包んで冷凍庫でシャーベットに、
3個は、今日のおやつの予定!

もう一つ、買い物の話題・・・

先日、四天王寺の弘法市(毎月21日)で、
素敵なものを見つけた。

古本を扱う店で、「大川橋蔵」を見つけたのだ。

この人の顔が好き。
僕の理想の人。

1962年10月11日発行の週刊平凡だった。
56年前のものだ。
定価50円とあったが、売値は500円だった。

持ち帰って、隅から隅まで読む。

グラビアページに、当時、小学1年生の
故坂東三津五郎の八十助襲名の記事がある。
同い年の故中村勘三郎と並んだ写真がかわいい。

実は僕も同い年、ということはこの時僕も小学1年生。

この二人も、表紙の橋蔵も、一緒に写っていた朝丘雪路も
みんなもういない・・・。

そういえば、僕と同じで熟柿が大好物の谷崎潤一郎の
『瘋癲老人日記』(ふうてんろうじんにっき)の映画がトップ記事になっていた。

息子の嫁である若尾文子に、舅の山村聰が性的な興味を持つ話だが、
足の指をなめるシーンを、「異常なセックス描写・・・」としている。
ハハハ、老人に性欲はあるか?・・・だってさ。

僕は原作も映画も見ていて、
どうってことないと感じたけど、
この時代には、「衝撃的」だったんだろうね。

ちなみに、この足の指舐めのシーン、
若尾文子さんは、スタンドイン(代理)を使われたとか。

足の指舐めなんて、今まで何回もしてきたし、
何度もしてもらった僕は、
この時代のモラルなら、異常性欲者ということか?
ハハハハハハ・・・・・・・

橋蔵の足の指・・・噛んでみたかったなあ・・・


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